完全自作キーボード「Plairie」を作りました
自作キーボードを作ってみました。回路設計から、基板発注、ケース設計等全部やってみました。名前は「Plairie」というキーボードで、動物の「Prairie Dog」から名前を取っています。
以下のような特徴があります。
- 左右分離
- Row Staggered(キーボードの角行が横にずらしてある配列)
- 親指の屈曲運動を使う
-
日本語配列(JIS配列)も可能はキー数
- 全体
キーはCherry MXが利用可能
- 右手
日本語配列にも対応できるようにキーが多め
- 左手
- 親指キー
ここだけKailh Choc(ロープロファイルキー)を使用
- 手を置いた感じ
- 親指キーの打鍵動画
Plairieの打鍵動画。まだ左手しか動かないので左手のみ。やっぱりこの角度は親指押しやすい。親指の感じが伝われば幸いです。 #自作キーボード pic.twitter.com/w7qbCDgo1z
— Masahiko Sawada (@sawada_masahiko) December 8, 2018
自作キーボード界隈で最近流行っている、Column Staggeredや少くないキー数、薄型などの特徴は(今のところ)備えていません。
改善点
試作は沢山作ったのですが、特にケースで失敗しているところがあります。
- スペーサーを入れる幅が足りない
- いくつかネジ止めをする部分で、基板が干渉してしまいスペーサーが取りつけられない
- 右手親指キーが近い
- 結構内側にあるので本当はもうちょっと遠くにしたい
- 「6」、「7」を押下するときに右手の手のひらが親指キーに当たる
- 親指キーのプレートの形を四角ではなく、角を丸くして限界まで小くしたい
- 中央のキーを重複させたい
- 「T」を右手で打つことがあることに気付いた
基板とパーツ、お譲りします
まだ試作段階の「Plairie」ですが、興味がある方がいれば基板をお譲りしますのでDMでご連絡下さい。(まだ試作段階であることをご理解ください)。
お譲りできるのは、
- 基板(両手)
- 親指キーのパーツ
- ワイヤー
- Kailh chocのキー(1個)
を3セット分なので、
- ネジ
- スペーサ
- ダイオード
- スイッチ
- キーキャップ
- ケース(図面データはお渡しします)
はご自身で用意頂く必要があります。作り方等は別途ブログにまとめます。
作っていただき、作った感想、使用した感想を発信していただけると幸いです。