リリースノートからコミットログを調べる
先日リリースされたPostgreSQL 12のリリースノートはこちらです。
リリースノートの項目から該当するコミットログを検索するにはリリースノートのソースファイル（SGMLファイル）を見ると楽です。
ソースコードが手元になくてもPostgrfeSQLのgitリポジトリをここから見れるので、そこからdoc/src/sgml/release-12.sgmlを探します1。
各バージョンの安定版ブランチはREL_XX_STABLE(PostgreSQL 12の場合はREL_12_STABLE)となっているので、見たいバージョンのブランチから上記のファイルを探します。例えばPostgreSQL 12の場合は、こちらからソースファイルを見ることができます。
リリースノートのソースファイルには以下のように変更点の上に対応するコミットがコメントとして記載されています。
<!--
Author: Michael Paquier <michael@paquier.xyz>
2019-03-13 [6dd263cfa] Rename pg_verify_checksums to pg_checksums
-->
<para>
Rename command-line tool
<application>pg_verify_checksums</application> to <xref
linkend="app-pgchecksums"/> (Michaël Paquier)
</para>
</listitem>
後は、Commit ID(上記の場合は6dd263cfa)を元に、ソースコードが手元にある場合はgit show等で見るか、https://git.postgresql.org/gitweb/?p=postgresql.git;a=commit;h=6dd263cfaのようにh=<commit id>をすればブラウザ上でも見れます。
(2019-10-11追記)
@noborusさんから以下のコメントをいただきました。
実はこっちだと見られるようにしてあります（コメントを表示するようにしているだけですが）。https://t.co/pNBtasoHu2
— Saito Noboru (@noborus) October 11, 2019
実は公式の日本語マニュアルでもhtmlはコメントをコメントとして残すようにしてあるので、htmlのソースを見るとコメントを見ることが出来ます。https://t.co/EQ7BwTO0oi https://t.co/GMWJy7Etbk
htmlのソースからコメントを見るのもありですし、教えて頂いたこちらのページでは、変更点とコミットログが一緒に見れて便利です！
この方法が一番楽に確認できるかもしれませんね。